【S32構築記事】ラキザシバド展開2【最終74位1996】
ファスタムと申します。
この度、ポケモンランクマッチS32にて使用した構築の解説記事を書かせていただきます。
(以下常体)
構築経緯
前期の構築が自分の中でいろいろとまとまっていたので、それを軸に何点か変更して使用した。
シーズン中盤くらいまでいろいろな構築使っていたが、個人的にこのルールはザシアンバドレックスが限りなく結論に近いと思う。
前期からの課題とその解決策
1 ホウオウポリゴン2の突破手段に欠ける点
前期の構築ではホウオウの崩しをランドロスに一任しており、ランドロス受けが成立しているホウオウ軸に対して立ち回りが縛られてしまっていた。
この課題を解決するために、珠ボルトチェンジサンダーを採用した。
サンダーが有利対面でボルトチェンジを押すことで、ポリゴン2に対して、ボルトチェンジのダメージを加えながらザシアンに交代し、次のサイクルでポリゴン2がこちらのサンダーのダイジェットを受けられなくなるので、サンダーからの崩しが成立する。
相手の特殊受けがバドレックス受けとサンダー受けを両立させているケースは非常に多く、この立ち回りを取り入れることで、ラッキーヌオー以外の受け系統への勝率が向上した。
2 スカーフ以外のバドレックスの処理手段に欠ける点
前期の構築では、初手のスカーフ以外のバドレックスの処理がラッキーで歌って最速起きを割り切りスカーフバドレックスで上から殴るというかなりの運だけムーブをしていた。
スカーフ以外のバドレックスも増えたように感じたため、安定した処理手段を取り入れる必要性を感じた。
そこで、ラッキーにこごえるかぜを採用した。こごえるかぜで相手の襷をけずりながら、ザシアンでの処理も可能になるため、スカーフ以外のバドレックスへの勝率も向上した。
単体解説
バドレックス(黒馬上)@こだわりスカーフ
性格:控えめ
特性:神馬一体
努力値:191(124)-×-126(204)-204(4)-121(4)-192(172)
技構成:アストラルビット/サイコショック/ドレインキッス/トリック
【個体解説】
前期と変更なし。
襷バドレックス等も試したが、トリックによる積みポケモン対策やメタモンを考えると、受けと合わせる上ではスカーフの性能が頭抜けていると感じた。
ザシアン@くちたけん
性格:いじっぱり
特性:ふとうのけん
努力値:199(252)-213(28)-141(44)-×-136(4)-191(180)
【個体解説】
前期と変更なし。
ワイルドボルトも試したが、ザシアンで抜いていく試合を考えると、この技構成で完結していると感じる。
ラッキー@しんかのきせき
性格:のんき
特性:自然回復
努力値:357(252)-25-62(252)-55-126(4)-49
技構成:うたう/こごえるかぜ/卵産み/ステルスロック
【個体解説】
前期の構築からあまえるをこごえるかぜに変更した。
詰め性能と引き換えに初手の先発性能が格段にあがった。
また、ちょうはつもちに対しても多少の仕事はこなすことができる。
ただ、あまえるの詰め性能のバリューが高すぎるため、スカーフ以外のバドレックスを割り切り、あまえるにした方が個人的には好み。環境次第。
ヌオー@たべのこし
性格:慎重
特性:貯水
努力値:202(252)-105-105-×-128(252)-56(4)
技構成:地震/毒毒/欠伸/自己再生
【個体解説】
前期と変更なし。
あまりにも交代読みダイアタックやダイアイスをうたれたので、一回キれて天然でつかったら、対面したザシアンが剣舞してきて戦士しかいないことを実感した。
サンダー@いのちのたま
性格:ひかえめ
特性:静電気
努力値:165-×-105-194(252)-111(4)-152(252)
技構成:ボルトチェンジ/ぼうふう/ねっぷう/羽休め
【個体解説】
ボルトチェンジはねやすめは立ち回りの幅が広がりとても好みの性能。
特性はプレッシャーにしたい感もかなりあるが、何かと便利な静電気にした。
ランドロス@こだわり鉢巻
性格:ようき
努力値:165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
【個体解説】
サンダーに珠をとられたので鉢巻で採用。
サンダーと合わせて受けには強くなったが、ランドロスを選出する試合はランドロスを通す展開になりやすく、打ち分けの必要性をかなり感じたので、他の持ち物でよかった気がする。
結果
TNはざ 最終74位
シーズン後半は2ロムとも30位以内をキープしてて、今期は1桁狙えると思ってたけど、最後惨敗して自分の弱さを実感したシーズンになりました。
またがんばります。