【S24最終41位/82位】ラプラスザシアン【ポケモン剣盾シングル構築記事】
どうもファスタムと申します。
今回はシーズン24で使用した構築の紹介をさせていただきます。
【トレーナーカード】
構築経緯
伝説枠
単体性能が高く、自分が使い慣れているザシアンに決定。
シーズンを通していろいろなとりまきを使用していて、
安定して勝つためにはこちらが相手の動きに対応することを前提とする構築ではなく、構築全体のパワーを上げて自分の動きを押し通すことが大切なのではないかと考えた。
以下はそのことを意識して採用した。
2.
ザシアンと並べることでオーロラベールを貼るその独自の性能が一段と輝き、またそのわかりやすさから相手に大きく選出圧力をかけることができると感じ、ラプラスを採用。
相手のラプラスザシアンへの対応が予測しやすく、初手にラプラスに対して強い駒を先発におくことや、裏の襷カウンターで処理するパターンが多かったので、後発からラプラスを展開することを意識した。
3.
非ダイマックスで、ラプラス意識で投げてくるザシアンやウーラオスに強い襷エースバーンを採用。
4.
続いて、裏の襷をステルスロックで潰すことができるラグラージを採用。
上記2体はザシアン軸で対応必須なメタモンに対して強い選出を自然に作ることができるという点でも構築とシナジーしていた。
5.
ザシアンで圧力をかけることができないナットレイやロトムなどの受け気味のポケモンに対して圧力をかけることができる駒としてサンダーを採用。
6.
ザシアンを使う上で必須であるヌオー絡みの受け構築対策枠にウオノラゴンを採用。
以上6匹で完成。
単体解説
ザシアン@くちたけん
性格:陽気
特性:不撓の剣
努力値: 195(220)-210(148)-136(4)-×-136(4)-203(+132)
技構成: 巨獣斬/じゃれつく/ワイルドボルト/剣の舞
○ Aライン
・無振り黒バドレックスが巨獣斬で確定1発
○ Sライン
・最速ムゲンダイナ抜き抜き
○ その他
・余りHP、端数BD振り
【調整等解説】
・ザシアン構築ミラーは、突き詰めるとどこまでいってもザシアンのSラインの勝負になる。
その一方で、最低限このラインの火力がないと、サポートありきの型になってしまう。
ザシアンのSラインは「最速」、「準速」、「最速エースバーン抜き」、「それ以下」の4パターンに分別でき、最速は割り切りとした。実際、相手が最速であれば厳しい試合もあったが、ほとんどこのラインより遅く割り切りの範囲としては正解だったと思う。
最速まで上げても同速が不毛と割り切ってSに努力値を振っていない数多のザシアンを剣の舞の起点にすることができた。
・ワイルドボルトはウオノラゴンとの崩しの補完(ドヒドイデ、ミロカロス等)を考えると必須だった。
ラプラス@ひかりのねんど
性格:控えめ
特性:貯水
努力値:221(124)-×-115(116)-150(+252)-116(4)-82(12)
○ 耐久ライン
B<Dの範囲でできるだけBラインを高めに設定
【調整等解説】
・ひかりのねんどの壁ターン継続はただザシアンの起点を作るだけでなく、削れたラグラージを再度利用することにも使った。
・特性はカイオーガの潮吹き、ラグラージのクイックターン、ウオノラゴンのエラガミを考慮するとちょすい一択。
・みがわりもちのミミッキュやサンダーへの打点としてみがわりを貫通できる泡沫のアリア採用。
・メタモン、ラグラージ意識のフリーズドライ(メタモンはかみなりだと打ち負ける可能性がある)採用。
・ムゲンダイナ意識で滅びの歌採用。初手コスモパワーで詰んでくるムゲンダイナに対してよく刺さった。
エースバーン@気合の襷
性格:いじっぱり
特性:リベロ
努力値:155-184(+252)-95-x-96(4)-171(252)
技構成: 火炎ボール/ダストシュート/とびひざげり/不意打ち
【調整等解説】
・ラプラスが初手によぶポケモンに対してつよく、かつカイオーガに対して選出できる駒。
・ラプラスザシアン展開で処理できないナットレイに対して露骨に強いのも評価ポイント。
ラグラージ@たべのこし
性格:のんき
特性:げきりゅう
努力値:207(252)-130-148(+188)-x-119(68)-58
○ 耐久ライン
特化珠サンダーのダイジェット確定耐え
あまりB振り
【調整等解説】
・こちらのザシアンをメタモンにコピーされた際のストッパーになり、ステルスロックやクイックターンで襷ケアし、欠伸で展開と、流石にザシアンのベストパートナー。
・まもるたべのこし型はステルスロックを撒けなくても、欠伸ループしているだけでこちらの体力が回復するので盤面制圧力はかなり高い。まもるはラプラスの滅びの歌やメタモンへのpp枯らしでの勝ち筋にも貢献する。
サンダー@命の珠
性格:控えめ
特性:静電気
努力値:165-x-106(4)-194(+252)-110-152(252)
技構成: 暴風/ボルトチェンジ/原子の力/電磁波
【調整等解説】
・ザシアンだけでは崩しきれない相手に選出するため、火力に特化。
・少々強引ではあるが、ポリゴン2やバンギラスへの強引な崩しを行うためにボルトチェンジを採用。ボルトチェンジのダメージ込みでこちらのサンダーを受け、その上こちらのザシアンを受けることは基本的に不可能なので、ガチガチの受け構築でなければサンダーザシアンで崩すことができる。
・原子の力はヒートロトムやボルトロスへの打点になるのはもちろん、相手のサンダーの処理をこちらのサンダーで行うことも多いので採用。特化コータスに対して、砂込でかなり有利な乱数で一撃突破することができる。
・黒バドレックス、ネクロズマに選出することを想定しているため、それらのSラインをザシアンやウオノラゴン以下にするために電磁波を採用。サンダーダイマックス後の切り返しを防ぐことができた。
ウオノラゴン@拘り鉢巻
性格:いじっぱり
特性:がんじょうあご
努力値:166(4)-156(+252)-120-x-100-127(252)
技構成: エラガミ/逆鱗/ギガインパクト/眠る
【調整等解説】
・ザシアンを使う上で対策必須であるホウオウ、ヌオーがらみのサイクルを破壊する枠として採用。
・カイオーガ、ネクロズマに対しても強いため、ザシアンと崩しの相性補完がよく、今期ザシアン以外で唯一一度もパーティーから抜けなかった。
・ダイマックス時のS操作のためにギガインパクト(ダイアタック枠)を採用。
選出パターン
・エースバーンラプラスザシアン
・サンダーザシアンラグラージ
・サンダーザシアンエースバーン
・ラプラスザシアンウオノラゴン
この6体はシナジーがよく、環境初期の覇権であったサンダーザシアンエースバーンをサブプランとして組み込めているなど贅沢な選出プランをたてることができた。
相手に「ラプラスザシアン」や「サンダーザシアンエースバーン」といった非常に圧力のある複数の選出への対応を要求できるため、選出や立ち回りがしぼりやすかった。
どの選出パターンもパワーが出るため、相手の伝説枠に応じて偏った選出をすることはないが、詳細について気になる方は、TwitterのDMで聞いてくださればお答えします。
結果
TN:ハザール 最終41位 レート2018
TN:はざ 最終82位 レート2004
以上になります、ここまで閲覧いただきありがとうございました。