【S25最終73位】超火力+受けザシアン【ポケモン剣盾シングル構築記事】
ファスタムと申します。
この度、ポケモンランクマッチS25にて使用した構築の解説記事を書かせていただきました。
【トレーナーカード】
構築経緯
伝説枠
単体性能が高く、自分が使い慣れているザシアンに決定。
前期の構築を使っていたところ、中盤までは安定して勝てていたのだが、終盤勝率が安定しなくなった。これは環境にラッキーやヌオー等の受け駒が多くなっていることが影響していると考えた。
そこで、「受け駒に対して安定した立ち回り」ができるように意識して構築を組んだ。
2.
現環境で崩しとして最も信頼しているウオノラゴンを採用。
3.
ウオノラゴンを柔軟に選出に組み込むために、ウオノラゴンの不利対面であるザシアンやその他有象無象に対して引き先になるラッキーヌオーをこちらも採用。
ラッキーヌオーで対応できない伝説である黒バドレックスに強い選出を残りで組むことにした。
4.
前期の構築の主軸の動きの一つである、珠サンダー展開からでんじはでバドレックスとザシアンの相性を逆転させる動きは健在だったので、サンダーを採用。
5.
それに加え、黒バドレックス軸に対しての対面性能が最も高いと考えている襷悪ウーラオスを採用。
以上6体で完成。
安定した崩しができる構築を組むことができた。
単体解説
ザシアン@くちたけん
性格:意地っ張り
特性:不撓の剣
努力値: 195(220)-242(+236)-136(4)-×-136(4)-174(44)
技構成: 巨獣斬/じゃれつく/ワイルドボルト/電光石火
【調整等解説】
・今期環境にいたザシアン軸は、ヌオー入りが多く、最速にすることのメリットが少なかったので、有利対面をとった際に崩しができるように、ほとんど火力特化。
・ワイルドボルトはウオノラゴンとの崩しの補完(ドヒドイデ、ミロカロス等)を考えると必須だった。
・初手選出を意識し、フェローチェ等への対面性能をあげる電光石火を採用。
サンダー@命の珠
性格:控えめ
特性:静電気
努力値:165-x-106(4)-194(+252)-110-152(252)
技構成: 暴風/ボルトチェンジ/原子の力/電磁波
【調整等解説】
・HBサンダーをダイロックで飛ばすため、火力に特化。相手視点、こちらのラッキーでサンダーを処理するように見えるためこちらのダイロックはあまりケアされなかった。
・少々強引ではあるが、ポリゴン2やバンギラスへの強引な崩しを行うためにボルトチェンジを採用。
・Sラインをザシアンやウオノラゴン以下にするために電磁波を採用。サンダーダイマックス後の切り返しを防ぐことができた。
ウオノラゴン@拘り鉢巻
性格:意地っ張り
特性:頑丈顎
努力値:166(4)-156(+252)-120-x-100-127(252)
技構成: エラガミ/逆鱗/ギガインパクト/眠る
【調整等解説】
・構築コンセプトある崩しができる枠として採用しているため火力特化。
・ダイマックス時のS操作のためにギガインパクト(ダイアタック)を採用。
ウーラオス(悪)@気合の襷
性格:意地っ張り
特性:ふかしのこぶし
努力値:175-200(+252)-121(4)-×-80-149(252)
技構成: 暗黒強打/インファイト/不意打ち/挑発
【調整等解説】
・HBサンダーを暗黒強打2発で乱数で落とすため火力特化。
・初手のカバルドンラグラージ展開を咎めるために挑発を採用。今期は終始カウンターを警戒された立ち回りをされていた。
ラッキー@進化の輝石
性格:呑気
特性:自然回復
努力値:357(252)-x-62(+252)-×-126(4)-49(-)
技構成: 地球投げ/タマゴ産み/ステルスロック/歌う
【調整等解説】
・有象無象の物理アタッカーも可能な限り受けられるように物理方面特化。
・歌うを下から撃てるようにSに下降補正。ドヒドイデの下から歌うを撃つことができるようになる。
・崩しのサポートができるステルスロックを採用。
・ラッキーを迅速に処理できない相手に対して、確実に対面操作ができる歌うを採用。
ヌオー@食べ残し
性格:腕白
特性:天然
努力値:201(244)-94-150(+252)-×-87(12)-55
技構成: 地震/まもる/欠伸/自己再生
【調整等解説】
・ゴツメダメージを稼ぎたい相手がいなかったので、場持ちの良くなる食べ残し。
・詰め筋になれる欠伸まもるを採用。
選出パターン
・ザシアン軸
(ヌオー入り)
だいたいザシアンが初手に出てくるので、ヌオーを初手に投げることも多かった。
・カイオーガ軸
ラッキーでステルスロック撒いてからザシアンサンダーを通した。
・黒バドレックス軸
初手サンダーダイマックスから対面的に動かした。
その他etc
結果
TN:ハザール 最終73位
最後に
構築の練度を高めることで、どんな環境でも勝てるようになると思っていたが、そんなことはなく、環境に合わせた改良は常に行わなければいけないと痛感した。
構築は満足いく仕上がりになったものの、プレイングを詰めきれず、とても上位を目指せる状態ではなかった。
最終日は数戦しかせず、そうそうに保存せざるをえず、課題の残るシーズンとなった。